人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本庭園、レトロな建物、古い町並みなどを巡っています。
by j-garden
ブログジャンル
タグ
カテゴリ
全体
庭園
町並み
アート
芸術
山岳

レトロな建物
遺跡
土木遺産
古墳
文化財
伝統建築
歴史的建物
土木構造物
現代建築
神社仏閣
美術館・博物館
観光施設
商業施設
動物園
植物園
店・店舗
街道歩き
スポーツ
風物詩
季節
風景
伝統
気になるもの
温泉
仏像
ドライブ
カフェ
水辺
化石・恐竜




北アルプス
赤外線写真
モニュメント
祭り
スタジアム
そぞろ歩き
空港
ランドスケープ
公園
遊具
イベント
日常
長野
鉄道
自然
廃墟
高原
温泉地
観光地
産業遺産
遺産
祝い事
史跡
港・漁港
海辺
映画

動物
バイク


樹木
ギャラリー
夜景
リノベ
自転車
風呂
ホテル・旅館
未分類
検索
記事ランキング
お気に入りブログ
おすすめサイト
最新のコメント
おお~、こりゃ見ごたえ、..
by blackfacesheep2 at 09:44
今朝から物凄い嵐になって..
by rollingwest at 09:31
おはようございます ‼️..
by voyagers-x at 06:19
London Calle..
by j-garden-hirasato at 06:08
ほしがきさん、コメントあ..
by j-garden-hirasato at 06:04
ninjaさん、コメント..
by j-garden-hirasato at 05:59
ichizo00さん、コ..
by j-garden-hirasato at 05:57
iwamotoさん、コメ..
by j-garden-hirasato at 05:53
yaguchitenga..
by j-garden-hirasato at 05:49
hazuki27sさん、..
by j-garden-hirasato at 05:46
photofloydさん..
by j-garden-hirasato at 05:37
Pentaさん、コメント..
by j-garden-hirasato at 05:30
ejichan555さん..
by j-garden-hirasato at 05:22
Naoさん、コメントあり..
by j-garden-hirasato at 05:17
gettengさん、コメ..
by j-garden-hirasato at 05:11
houbowさん、コメン..
by j-garden-hirasato at 05:10
London Calle..
by j-garden-hirasato at 05:08
おお、突然に東京にあるお..
by London Caller at 04:35
岡本太郎さんの作品は、さ..
by London Caller at 04:27
岡本太郎。独創的な作品に..
by ほしがき at 23:14
以前の記事
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
more...
ライフログ
画像一覧


芸術探訪:小布施の美術館

小布施PartⅡ。
小布施は、80歳を過ぎた葛飾北斎が何回も訪れ、
滞在中に描かれた絵画が数多く残された、文化の香り高き町です。
小さい町の中にはいろいろな美術館、博物館があり、
町並みだけではなく、
これらを巡る楽しみも小布施の大きな魅力です。
まずは、「北斎館」。
掛軸や屏風など、多くの北斎の肉筆画が楽しめます。
特に圧巻なのは、祭り屋台の天井に描かれた「龍・鳳凰」図と「男波・女波」図、
そして、絶筆に近いころ描かれた「富士越龍」。
写真で紹介できないのが残念です。
二階はこんなになっています。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_231839.jpg

パソコンが置いてあり、北斎の描いた浮世絵を珈琲を飲みながら閲覧出来ます。
これがまた、はまります。
続いて、北斎を招いた高井鴻山の邸宅を保存・公開している「高井鴻山記念館」。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_23257.jpg

右側、土蔵内側の敷地が記念館です。
北斎のために建てられたアトリエ・「碧猗軒」(へきいけん)。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_233317.jpg

北斎は小布施に滞在中、この建物で絵画の制作にあたりました。
続いて、「おぶせミュージアム・中島千波館」。
小布施に生まれ育った日本画家・中島千波の絵画が展示されています。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_2335862.jpg

この個性的な彫刻は別の人の作品。
同じ敷地内に屋台蔵もあり、現存する祭り屋台を間近に観れます。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_2345973.jpg

ここまでの三館共通入場券は1000円、実にお買い得です。
ちょっと一服。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_2355297.jpg

そして、最後に「岩松院」へ。
北斎館などがある町の中心部から、少し山に向かって歩きます。
室町時代に開創された古寺で、悲運の武将・福島正則の霊廟もあります。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_2365538.jpg

裏庭には蛙合戦で有名な池があり、
小林一茶がこの様子を見て、
「やせ蛙 まけるな一茶 これにあり」と詠んだそうです。
ここの見所は何と言ってもこれ、
本堂天井に描かれた北斎の「八方睨み鳳凰図」です。
芸術探訪:小布施の美術館_f0049074_2381513.jpg

以前は寝そべって見れたのですが、今は禁止。
お行儀よく、座って拝観です。
この天井画を見るだけでも、
小布施を訪れる価値は十分あると思います。
上ばかりずっと見ていたら、首が痛くなりました(笑)。

探訪日:2007.07.09
by j-garden-hirasato | 2007-07-18 23:09 | 芸術 | Comments(12)
Commented by farfarsideK at 2007-07-19 12:24
素晴らしいところですね。一つ一つに何だか重みを感じる様な気がします。最後の北斎の描いた八方睨み鳳凰図、色彩感覚、構図も素晴らしいですね。凄く昔にこの様な絵を描いていた訳ですから、驚愕してしまいます。センスが、その時代には、もしかしたら理解されなかったのかもしれませんね。
Commented by ninja2005y at 2007-07-19 21:29
写真の説明文を
「ほぉ~っ」っと感心しながら
そして、ここでもわたしは、如何写すのか?
等を考えながら、読んでいくと・・・・・

>>ちょっと一服。

j-garden-hirasato さんらしくって
良いっすよぉ。
特にこのビールの写し方・・・・・気に入りました!(^^)v
Commented by j-garden-hirasato at 2007-07-21 06:54
farfarsideKさん、コメントありがとうございます。
小布施が町並みの保存だけだったら、
きっと今ほど人は多く訪れなかったでしょうね。
やはり、北斎や高井鴻山の存在は大きく、
彼らが残した絵画(鴻山は妖怪図などユニークな作品を残しています)も
同時に楽しめるので、
この地に根付いた文化、歴史の重みを実感できるんじゃないでしょうか。
あと、栗菓子もあるし(小布施は栗の生産も盛んです)。
北斎の「八方睨み鳳凰図」は、
構図といい、配色といい、ほんと圧巻です。
芸術だのアートだの、
いろいろな情報が溢れている時代に生きる我々でも圧倒されます。
当時の人たちは、この天井画を見て、どう感じたんでしょうね。
北斎の芸術家としての評価は、彼の死後、
海外に流出した浮世絵が海外で高く評価され、
このことで国内でも注目されるようになったということなので、
当時は、ただの老いた浮世絵師だったんでしょうね。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-07-21 06:54
ninjaさん、コメントありがとうございます。
ninjaさんだったら、
アーティスティックな面白い作品、たくさん撮れると思いますよ。
自分の場合、どうも記録写真になってしまうので、
こんな感じです(涙)。
ビールの写真、
キリンの広報部みたいになってしまいました(笑)。
ついつい車を運転しないとなると…。
帰りの電車も気持ちよく寝れました。
Commented by mornbell at 2007-07-22 23:33 x
小布施、みなさんが行かれるだけあって素敵な風格のある町ですね。
一茶の句のもとになった蛙合戦の池もあるのですか。そういえば、その昔、一茶の旧宅を訪れました。今は、どうなっているんでしょうね。
北斎のアトリエの電球、何か懐かしいですが、北斎は使ってたのでしょうか、まだろうそくの時代?
Commented by raku_photo at 2007-07-22 23:38
こんばんは。
とある雑誌の「葛飾北斎」特集を、つい先ほどまで読んでたところでした。
いままで葛飾北斎の絵って特に意識したことはなかったんですけど、
みてみたくなりました。
みずみずしい緑の苔、葛飾北斎・・・小布施って魅力的ですね。
栗菓子も、どんなんか気になります。
お出かけ+ビール、すっかり定番になりましたネ。
Commented by aippp at 2007-07-23 00:05
小さな町に、こんなにも芸術的なものが溢れてるなんて。
しかも最近は、入館料が2000円なんて美術館もあるなかで、
三館共通入場券が1000円って。
素敵です~!
「八方睨み鳳凰図」、色彩が鮮やかですね。
>以前は寝そべって見れたのですが
っていうぐらいだから、大きなものなのでしょうか。
北斎といえば、浮世絵(版画)というイメージでしたが、
肉筆画も素晴しいですね!
Commented by j-garden-hirasato at 2007-07-23 06:40
mornbellさん、コメントありがとうございます。
一茶の旧宅は長野から少し新潟寄りの信濃町にありますね。
国道沿いにひっそり建ってます。
横はよく車で通るのですが、実はまだ訪れたことはないんです。
少し前、同じ町内に「一茶記念館」が出来て、こちらには行きました。
一茶もあちこちに出没していたようですね。
北斎のアトリエの電球、確かに懐かしいですね。
最近では、あまり見かけなくなりました。
今の若い子なら、こり何?でしょうか。
この電灯を知っていることで、年代が分かってしまいますね(笑)。
幕末のころは、まだ、ろうそくでしょうね。
小布施には、「あかり博物館」なんてのもあって、
このとき行って興味深く見てきたはずなのに、
記憶があやふやです(涙)。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-07-23 06:41
raku_photoさん、コメントありがとうございます。
雑誌の「葛飾北斎」特集とは、偶然ですね。
何の雑誌ですか、興味があります。
風景を題材とした浮世絵、北斎とか広重とか、
以前から興味はあったんですが、
こうして改めて肉筆画を見てみると、
すごい観察力があって、その結果として、
あんなに素晴らしい浮世絵が出来上がっていることを実感しました。
基本がしっかりしていないと、ダメなんですね。
小布施は小さいけど魅力的な町なので、
機会があったらぜひ、訪れてみてください。
「お出かけ+ビール」
もしかしたら、アル中かも。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-07-23 06:42
aipppさん、コメントありがとうございます。
各美術館とも、規模はそれほど大きくないので、
あまり高額な入場料は取れないですね。
でも、1000円はぜったいお買い得、
しかも、小布施の町の雰囲気もブラスですから。
ちなみに、「八方睨み鳳凰図」は別料金(笑)。
この図を見上げていると、
天井の鳳凰が動き出すというか、
そんな錯覚を覚えるくらい迫力があります。
しかも、ガラス越しではなく、直に観れるのがすごい。
北斎の肉筆画も緻密で、これにもびっくりでした。
浮世絵とは違った北斎の世界が楽しめます。
Commented by raku_photo at 2007-08-03 21:18
「おでかけ+ビール」、ノープロブレム!です。
私は「外食+日本酒」デス

葛飾北斎の特集は、小学館「和楽」という雑誌の
2005年10月号です。
北斎の作品をまねた海外の画家の作品も併せて紹介されていたり、
「夏の朝」というタイトルの名作の筆づかいに迫ったり、
浮世絵についてまったく無知だった私にもとても興味ぶかいものでした。
機会があったらご覧になってみてくださいね。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&neoc=0000111105&keitai=0
Commented by j-garden-hirasato at 2007-08-04 05:36
raku_photoさん、コメントありがとうございます。
情報のご提供、ありがとうございます。
和楽は11月号ですよね。
すごく興味がわきました。
「和の心を楽しむ女性誌」というところが、
男性の自分にはちょっと引っかかりますが…。
バックナンバーの購入、考えてみます。
どこかでパラパラと見れればいいんですが。
<< 長野の庭園:小布施のオープンガーデン 町並み探訪:小布施 >>