街道を歩く会：塩田平を歩く(前編)

先の土曜日、

街道を歩く会で、

別所温泉周辺に広がる盆地「塩田平」を歩いてきました。

上田からは上田電鉄・別所線を利用。

延長１１．６ｋｍのローカル私鉄です。

大正７年（1918）創業の丸子鉄道と

大正10年（1921）開業の上田温泉電軌が

戦時統制により合併したのがルーツです。

「下之郷駅」で下車、

ここから歩きます。

まず訪れたのは、「生島足島神社」。

創建時期は不明ですが、

平安時代初期にまとめられた「延喜式」には、

「生島足島神社二座名神大」と記載されています。

中世未期以降は、

武田氏や歴代上田藩主の保護を受けてきました。

塩田平は

年間降水量900㎜と

全国有数の雨の少ない地域。

そのため、

数多くのため池が作られています。

次に訪れたのは、

「前山寺（ぜんざんじ）」。

境内のこの看板に誘われ、

「くるみおはぎ」、

頂きました。

812年、弘法大師空海が

護摩修行の霊場として開創した、

といわれています。

前山寺で有名なのは、

この三重塔。

「未完成の完成の塔」と呼ばれ、

国の重要文化財に指定されています。

探訪日：2014.10.25