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レトロ探訪・東京編:三菱一号館
東京のレトロ探訪第5弾。
今回は、 『三菱一号館』です。 一見レトロな建物ですが、 2009年に建てられた復興版です。 丸の内最初のオフィスビルとして、 1894年(明治27年)に建てられたものを 忠実に復元しています。 三菱地所が進める「丸の内再構築」の一環として、 隣接する丸の内パークビルディングと同時に建設され、 2010年(平成22)、美術館として開館しました。 外観は、イギリス・クイーンアン様式のレンガ造。 当初の建物は、ジョサイア・コンドルの設計です。 高度経済成長期の1968年(昭和43年)、 丸の内の高層化再開発が進む中で解体されました。 復元に当たっては、 外観のデザインだけではなく、 当初設計図・解体時実測図・内外装写真・保存部材などの資料を基に、 現在の建築基準に適合させながら、可能な限り忠実に再現されているようです。 使用した赤レンガ230万個は 当時に近い製法で生産されました。 旧三菱一号館の保存部材の一部も、 修復・再利用されています。 隣に建つ『丸の内パークビルディング』。 地上34階、塔屋3階、地下4階の超高層ビル。 1階部分を残しての再開発か、 と思ったのですが、 デザインのみをレトロ風にしたようです。 三菱地所が1998年(平成10)から取り組んでいる 東京駅西側の丸の内地区を中心とした再開発の一環として、 2009年(平成21)、 三菱1号館とともにこのビルを建てられました。 撮影日:2010.08.26
by j-garden-hirasato
| 2010-09-23 20:41
| レトロな建物
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Comments(18)
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トッシイ
at 2010-09-23 21:33
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レンガ造りのいい感じのビルと思ったのですが、再建ですか。少し残念ですね。
まあ、こういった努力が何世代か経てば貴重になっていくんでしょうね。勿論、その頃私は、この世にいないでしょうけど。(-。-)y-゜゜゜ 世界遺産に登録されている京都の神社仏閣も実はほとんどが『再建』ですから。
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忠実に復元というのは、たとえば18世紀以前の西洋古楽で使われた楽器を復元する際によくつかわれる言葉です。その仕事をした人の誠実さに全く異議は無いのだけれど、どうにもオリジナルには見えなく、コピーに見えてしまいます。もちろん、今日のヨーロッパの都市部はほとんどがそんなものでしょう。
昭和40年代に解体し、21世紀に復元というのも、まあそんなものだろう、という諦めを感じさせていいですね。
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N-styel at 2010-09-24 09:20
丸の内ブリックスクエアがopenした時、訪ねました。
この辺りすっかりお洒落で綺麗になっちゃって… 外観も廊下も営業室がカフェに変貌しているのも…当時の風合いは残念ながら創り出すコトは叶わなかったのでしょうね。 時代を迎合させた建物、ジオラマ的な存在かもしれません。
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farfarsidek at 2010-09-24 10:06
凄く格式のある雰囲気が感じられますね。写真を撮りたいですね、この様な存在感ある建物。でも背景に現代的な高層ビルがどうしても入ってしまいますね。
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gipsypapa at 2010-09-24 15:38
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ninja2005y at 2010-09-24 22:20
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T37umanami at 2010-09-24 23:54
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 04:41
トッシイさん、コメントありがとうございます。
外観のデザインはレトロなんですが、 時間の経緯がない分、 迫力には欠けますね。 この建物に趣が加味される頃には、 確かに、もうこの世にはいないでしょうね。
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 04:49
kikouchiさん、コメントありがとうございます。
この建物をあえて復刻版にしたのも、 三菱地所の再開発のコンセプトでしょうか、 街のあちこちでPRされていました。 まあ、本物の煉瓦の使用、 設計はオリジナルに忠実、 など、努力は認めてあげましょう。
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 04:57
雪だるまさん、コメントありがとうございます。
今回の東京巡りは、 レトロな建物とホテル庭園が主体でしたが、 近代建築まで範囲を広げると、 とても2日や3日では巡りきれませんね。 近代建築も 撮りはじめるととても魅力的な被写体で、 今回は気になる2、3の建物だけ撮ってきました。 追々アップしていきたいと思います。
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 05:09
N-styelさん、コメントありがとうございます。
技術も進歩して、 高層化、超高層化が当たり前の現代だからこそ、 大正デモクラシーの雰囲気が感じられる、 レトロな建物が新鮮なんでしょう。 レトロと現代が入り組んだ不思議な雰囲気、 それほど違和感もなく、 街歩きを楽しめました。
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 05:16
farfarsidekさん、コメントありがとうございます。
この建物はノーチェックだったので、 今年オープンしたばかりだとは知らず、 最初、何の建物か分からず、 結婚式場か、と思いました。 建物全体にレトロ感はありませんが、 デザインはレトロそのものなので、 レトロ探訪の一つとして紹介しました。 東京では、 背景の高層ビルを抜きには撮れないですね。
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 05:23
gipsypapaさん、コメントありがとうございます。
「2枚目の写真のアングル」 これは、開き直りですね。 東京のレトロな建物、 背景の超高層ビルなしでの撮影はまず不可能、 なら、一緒に撮っちゃえ、です(笑)。 写真としては、 おもしろいものになりました。
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 05:28
ninjaさん、コメントありがとうございます。
「ありゃダメ!」 調べました。 確かに、いただけませんね。 大胆な発想ではありますが、 何を大切にしたのか、 何をしたかったのか、 全然伝わってきませんね。 でも、 写真を撮るにはおもしろい被写体かも。
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j-garden-hirasato at 2010-09-25 05:31
T37umanamiさん、コメントありがとうございます。
人も建物も、 新旧が入り混じって、 おもしろいものができるのかもしれません。 どっちかだけ、 というのは、やっぱり異質ですね。 実際には、そういう組織、空間も多いですが。
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Mozuku_18 at 2010-09-25 07:08
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j-garden-hirasato at 2010-09-26 20:59
Mozukuさん、コメントありがとうございます。
やはり、 設計したコンドルの力量なのかもしれませんね。 日本人は西洋から学んでいますが、 彼は、別に西洋から学んだのではなく、 建築学を学んだわけで、 その辺りのニュアンス、意識の違いが、 作品に表れているのでしょう。
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