日本庭園、レトロな建物、古い町並みなどを巡っています。
by j-garden-hirasato
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福井の庭園:滝谷寺

三国蓮太郎という渋~い俳優さん、いらっしゃいますよね。
「釣りバカ日誌」のスーさんとしてお馴染みですが、
福井の三国町と何か関係があるんでしょうか。
息子さんの佐藤浩一も個性派俳優。
格好いいですよね、憧れます。
その三国町に「滝谷寺」があります。
これで「たきだんじ」と読みます。
福井駅からえちぜん鉄道で約50分、三国駅で下車します。
三国駅から歩いて10分ほど滝谷寺に着きます。
入口で拝観料を払って、長~い参道を進みます。
参道の石畳には、滑り止めの絨毯のような敷物が…。
f0049074_23163370.jpg

写真を撮る側からは敷いてない方がありがたいのですが、
滑らないように、という心遣いですね。
滝谷寺は由緒ある古刹です。
南北朝時代、永和元年(1375)の創建ということですから、
今から630年以上も前のことです。
以来、朝倉氏、柴田氏、松平氏と
越前を治めた歴代領主の祈願所として栄えてきました。
どの建物も古めかしく、ずっしりとした歴史の重みを感じます。
そんな中、こんなひょうきんな彫物を発見。
f0049074_23172773.jpg

これ、何の動物でしょう、イノシシですか。
でも、パーマしたイノシシなんていないですよね。
表情も愛嬌があって、思わず笑っちゃいました。
さて、靴を脱いで建物の中に。
さっきから女性しか見ないなあ、と思っていたら、ここは尼寺でした。
そりゃそうだ!
目的の庭園は本堂の裏手にあります。
f0049074_23183328.jpg

作庭時期は江戸中期、斜面を利用した池泉庭です。
昭和4年(1929)に国の名勝庭園に指定され、
これは福井県下初ということです。
f0049074_2319513.jpg

庭園の印象としては、石組がちょっと静かですねえ。
自分の好みとしては、もっと勢いというか、
真ん中で威張っている石組があってもいいと思います。
でも、庭園全体のバランスはとてもいいですね。
個性が強くない分、全体のまとまりがいい、それがこの庭園の印象です。
f0049074_2321342.jpg

庭園以外にも、国宝、重文、古文書など、
貴重な文化財がたくさん残されています。
これらを収納した宝物館もありました(残念ながらコンクリート製)。
三国町は、どこにでもあるような田舎の静かな町です。
滝谷寺以外の見所としては、
「龍翔館」という五層八角の珍しい建物があります。
明治から大正まで「龍翔小学校」として使われていました。
九頭竜川河川改修の指導のために訪れたオランダ人の土木技師の設計。
土木技師で建築の設計というのは、今では考えられませんね。
タコみたいな外観がとても愛らしいです。
f0049074_2322865.jpg

この建物、残念ながら外観を復元したもの。
現在は、三国町の郷土資料館になっています。
この日はたまたま休館日、内部には入れませんでした。
三国駅から少し行けば、かの有名な東尋坊。
今回は残念ながら寄れませんでした。
一応、仕事(研修)で来ていますので、時間に制限が…。
f0049074_23231180.jpg

探訪日:2007.09.05
# by j-garden-hirasato | 2007-09-28 23:23 | 庭園 | Comments(12)

福井の庭園:一乗谷朝倉氏庭園

一乗谷朝倉氏遺跡では、庭園の遺構が数多く確認されています。
現在判明しているだけで、池泉庭7、枯山水庭7を数えます。
湯殿跡、諏訪館跡、南陽寺跡の3庭園は、以前から庭石の一部が露出していたため、
すでに昭和5年(1930)に国の名勝に指定されていました。
その後、昭和43年(1968)から朝倉氏遺跡の本格的な発掘調査が始まり、
朝倉(義景)館跡からも庭園が発掘されたため、
この庭園を含めた4庭園が「一乗谷朝倉氏庭園」として、
平成3年(1991)、国の特別名勝に昇格されました。
f0049074_0252756.jpg

作庭時期は、一乗谷の廃絶時期が明確であることから、
室町時代末期であることが分かっています。
庭園の遺構で作庭時期が特定できるのは、たいへん珍しいことです。
それだけ、この一乗谷が貴重な遺構であることが分かります。
まず、朝倉(義景)館跡庭園から。
正面の唐門から館跡に入ります。
f0049074_0271626.jpg

この唐門は、豊臣秀吉が朝倉義景の菩提を弔うために寄進したものと伝えられ、
現存するものは、江戸時代中期頃、再建されたものです。
庭園は、斜面を利用して滝が組まれています。
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こんなのが地面の中に埋もれていたんですね。
次に、湯殿跡庭園です。
天にそそり立つような立石が多く配されています。
f0049074_0293275.jpg

ここで、スズメバチが寄ってきました。
ザックとカメラ(黒系)を置いて、慌てて逃げました。
かなり、ロスタイム。
続いて、南陽寺跡庭園です。
この庭園で、朝倉義景は足利義昭を招いて歌会を催しました。
f0049074_0304319.jpg

今は、かなりこじんまりとした印象です。
続いて、特別名勝には指定されていませんが、中の御殿跡庭園。
義景の母である光徳院が居住していた御殿跡です。
f0049074_0363551.jpg

庭園としては…。
発掘しても、あまり出てこなかったんですね。
最後に、諏訪館跡庭園です。
諏訪館は、義景の四人目の側室である小少将のために造られた館。
庭園は、上下二段構成の回遊式庭園です。
f0049074_0374060.jpg

滝組の横に配された大石は、高さが4m以上もあるそうです。
こんな大きな石、どうやって運んできて、据え付けたんでしょうね。

これまで様々な日本庭園を観てきましたが、
このようなスタイルの庭園ははじめてです。
広い公園に点々と庭園が復元されていて、
どうぞ、お好きにご覧ください、そんな感じです。
前回紹介した復原町並は有料でしたが、この庭園は見学が自由。
また、建物がなく庭園だけが復元されていて、
何とも不思議な感覚でした。
f0049074_0384640.jpg

探訪日:2007.09.06
# by j-garden-hirasato | 2007-09-26 00:38 | 庭園 | Comments(18)

福井探訪:一乗谷を歩く

「一乗谷」って、ご存知ですか。
今回の福井探訪の大きな目的の一つとして、
この一乗谷の「一乗谷朝倉氏遺跡」の探訪もありました。
朝倉氏はもともと兵庫の豪族だったようですが、
南北朝時代に主家に従って越前に入国、
文明3年(1471)、朝倉孝景がこの一乗谷に本拠を置き、越前を平定しました。
以後、5代103年間に渡り、一乗谷は越前の中心地として栄え、
最盛期には人口一万人を超えたと言われています。
この間、応仁の乱により荒廃した京から多くの公家や僧侶、文人が非難してきたため、
華やかな京文化が開花し、北陸の小京都とも呼ばれるほどでした。
一時は、上洛の機会をうかがっていた足利義昭が身を寄せるほど
絶大な栄華を誇っていましたが、
天正元年(1573)、織田信長に滅ぼされ、一乗谷は焦土と化しました。
その後、越前を治めた柴田勝家が本拠を北ノ庄(現在の福井市中心部)に移したため、
この一乗谷は人々から忘れさられ、田畑の下に埋もれることになりました。
というのが、簡単な一乗谷に歴史です。
福井駅からJR越美北線で一乗谷へ。
単線、しかも一両のワンマン電車です。
こんなの初めて乗りました。
f0049074_05247.jpg

う~ん、こういうのをローカル線って言うんでしょうね。
電車ファンは、たまらんでしょうね。
駅から一乗谷まで歩いたのですが、
どこにでもあるような田舎の農村風景が広がっています。
それが一乗谷に入るやいなや、こんな巨大な石垣が。
f0049074_061725.jpg

下城戸といって、一乗谷の入口、城門です。
一乗谷では、以前から庭石の一部が露出しており、
1930年代には地上に出ていた庭園が国の名勝に指定されました。
1967年には庭園の調査・整備が行われ、見事な庭園が発掘・復元されました。
庭園の紹介は次回以降に。
1968年からは館跡の本格的な発掘調査が開始され、
その保存状態があまりに良かったため、遺構を全面発掘することになりました。
f0049074_074637.jpg

現在も発掘調査は継続して行われています。
f0049074_09662.jpg

ちょうど10時の休憩タイムで、作業風景の写真は撮れませんでした。
発掘の成果として、当時の町並みも復原されています。
f0049074_0101170.jpg

原寸大の立体模型としては、日本初の試みだそうです。
現在、一乗谷一帯は国の特別史跡に指定されています。
のどかな田園風景の中に広がる遺構群の数々、
その昔、こんな栄華があったとは…。
とても、ロマンを感じます。
f0049074_0114780.jpg

探訪日:2007.09.06
# by j-garden-hirasato | 2007-09-23 00:11 | 文化財 | Comments(16)