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京都の庭園:圓徳院
高台寺の塔頭・圓徳院。
北政所・ねねの終焉の地であり、木下家の菩提寺です。 観光客でごった返す「ねねの道」に面していますが、 境内に入ると、その喧騒を忘れさせてくれる、 ちょっと上品で静かな空間が広がっています。 自分が訪れたのは、観光客も疎らなちょっと早い時間帯だったので、 圓徳院は独り占め状態でした。 玄関を潜ってすぐのところに方丈南庭があります。 作庭者は徳村宗悦、昭和の作庭です。 白砂の砂紋と、元からあったと思わせる巨石の石組が特徴です。 迷路のような廊下を進むと、 書院に国の名勝にも指定されている北庭があります。 この北庭は、北政所が伏見城から移築したもの。 桃山時代の庭園様式の特徴である豪華で豪快な庭園です。 作庭者は賢庭、のちに小堀遠州が手を加えたとされています。 この豪快な石組からして、納得。 この二人、最強のコンビです。 力強い石組、パワーがもらえます。 枯山水庭でありながら、 池泉回遊式のような庭園構成と石組が実にユニークです。 個人的には、とても好きな庭園です。 春・秋の観光シーズンには、ライトアップもあります。 こちらのライトアップはお勧め。 ぜひ、訪れてもらいたい庭園の一つです。 探訪日:2007.03.03
by j-garden-hirasato
| 2007-06-18 06:40
| 庭園
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Comments(18)
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farfarsideK at 2007-06-18 15:54
庭園の詳細や歴史的背景には少し疎いところがありますが、でも石の組み方なんか、何だかいい感じですね。安心して見られる見やすい落ち着きのある庭園・・・・なんか変な表現ですね。配置が普通に心地よく素直にいいなと感じる事の出来る庭園に思います。
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papaphoto at 2007-06-19 00:46
(*´∀`)ノ こんばんわ!!
ご無沙汰してしまいました・・・(・ω・;A)アセアセ… やはり1枚目や2枚目のように室内から眺める感じの庭園の写真って 好きだなぁ。。。と思いますよ。 こういっ庭園を時間を気にすることなく眺めていると心も落ち着き 嫌なことも忘れられそうですね。
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j-garden-hirasato at 2007-06-19 06:53
farfarsideKさん、コメントありがとうございます。
庭園にも個性があるので、 観る人で好き嫌いはどうしてもあると思いますが、 この庭園に関しては、 だいたいどの人も好感を持って観ているんじゃないでしょうか。 それほど迫力が伝わってきます。 さすが名勝庭園です。
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j-garden-hirasato at 2007-06-19 06:53
papaphotoさん、コメントありがとうございます。
室内には自分ひとり、 といいたいところですが、 監視のお姉さんが部屋の隅におられたので、 何か居心地があまりよくなかったんですよ。 ちょっと変な感じ。 室内から写真を撮るって、 ほんと難しいですね。 納得がいく写真がなかなか撮れません。 技術不足をまたまた実感。
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ninja2005y at 2007-06-19 23:11
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mornbell117 at 2007-06-20 00:21
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bassneco at 2007-06-20 02:14
圓徳院は、いかにも京都って感じの品のあるお寺ですね。
部屋と部屋の間の廊下の脇に、さりげなく洒落た手水鉢が登場したりして、ああいうのがセンスあるなと思います。圓徳院って、やたら手水鉢が登場するイメージがあるんですよ。 庭は巨石を巨石と思わせないような軽快なテンポで、石が配置されていて、楽しくなってきますね。 この庭のある書院も素敵な建物ですね。清涼感があって、これからの季節、いるだけで爽快な気持ちになれそうな気がします。 それにしても二枚目の写真とか拝見していると、アレですね、畳の上に寝そべって、ごろごろごろ~と転がりたくなってくるのはどうしてでしょうか?
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j-garden-hirasato at 2007-06-20 21:57
ninjaさん、コメントありがとうございます。
「京都の庭園」とはいうものの、 なかなか京都にも行く機会がないので、 行ったときは、とにかく強行軍です。 京都に滞在しているのは、 せいぜい2泊3日、あるいは3泊4日ですね。 もっと長くいたいんですが、 叶いませんね。
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j-garden-hirasato at 2007-06-20 21:57
mornbellさん、コメントありがとうございます。
お庭もいろいろ観てくると、 個人の好みがすごく出てきますね。 あと、庭と自分のフィーリングというか、 相性というか、そんなものも感じられるようになります。 相性がいいと、 ほんといつまで観ていても飽きないし、 気が付いたら時間がすごく過ぎていた、 なんてこともあります。 このお寺は、お庭もいいんですが、 庭のある書院の入口にちょこんと狐が座っていて、 温かく?迎えてくれます。 この狐に会えるのも、このお寺の楽しみです。 京都にお出かけのときは、ぜひ。
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j-garden-hirasato at 2007-06-20 21:58
bassnecoさん、コメントありがとうございます。
圓徳院の品のよさ、というのは、 どういうことなんでしょうね。 必要以上にしつこくなくて、すごくさり気ないし、 そうですね、「清涼感」という表現があってますね。 「畳の上に寝そべって、ごろごろごろ~」 やりたかったんですが、 お姉さんがいらしたんですよ。 一人だったら、してたかなあ。
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ninja2005y at 2007-06-21 20:54
>>せいぜい2泊3日、あるいは3泊4日ですね。
うっ! つうことは・・・・・・・・かなりなハードスケジュール! 以前は家族でよく行きましたが、 そtれでも1日で回れる寺院の数は、そんなに多く せいぜい2~3軒(スイマセン、単位がわからないもので) でしたもんね。
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aippp at 2007-06-21 21:46
圓徳院は行ったことがないので、これを見て、
次回の京都旅行の候補地に加わりました~。 j-garden-hirasatoさんのお陰で、候補地がどんどん増えて、、、 嬉しいやら悲しいやら。。。(嬉しいです!!) できれば人の少ない時間を狙いたいですが、 素敵な庭園は、朝、昼、晩と、時間を変えて何度も訪れたいですよね。 ライトアップも素敵なら、朝、晩かな~。
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j-garden-hirasato at 2007-06-22 05:42
ninjaさん、コメントありがとうございます。
そうなんです。 すごくハードスケジュールなんです。 多いときは10庭(寺の単位は何でしょうね)以上巡ります。 京都での庭園巡りはあくまで一人なので、 すべて自分の思いのまま、 昼食もとらずに動いてます。 決して、人には勧められません(笑)。
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j-garden-hirasato at 2007-06-22 05:43
aipppさん、コメントありがとうございます。
圓徳院の周辺にはお店も多いし、 特に女性の方には、お薦めです。 いろいろと楽しめると思います。 「時間を変えて何度も訪れたい」 そうなんですよ。 ライトアップは、ほんと、ため息が出るくらい綺麗なんです。 自分が京都に行くときは、 とにかくたくさんの庭園を観たい、という意識が強いので、 同じときに昼と夜、両方を楽しんだことはありませんが、 そういうのもいいですね。 ぜひ、今度京都に行くときは、 この圓徳院、訪ねてみてください。 自分が行ったときは、 庭に子狸が出てきました(笑)。
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ninja2005y at 2007-06-22 21:36
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bandit_rider at 2007-06-23 08:24
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j-garden-hirasato at 2007-06-24 06:16
ninjaさん、コメントありがとうございます。
何かに取り付かれたように巡っています。 病的です。 一日が終わると、もうクタクタ。 ライトアップの行われている時期だと、 こっちにも行くぞ、と思うのですが、 身体が言うことを利きません。 日が暮れると、 どうしてもアルコールへと手が伸びて…。 自分にご苦労さん、です(笑)。
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j-garden-hirasato at 2007-06-24 06:17
bandit_riderさん、コメントありがとうございます。
「京都へ仕事」 いいですね。 この時期だと、祇園祭を控えて、 何となく街中がワクワクした京都を楽しめるんじゃないでしょうか。 庭園も緑が綺麗な時期ですから、 いろいろと観て廻ってください。 あ~、京都熱、発病! 京都に行きたくなってきました(笑)。
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