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日本庭園、レトロな建物、古い町並みなどを巡っています。
by j-garden
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京都の庭園:智積院

本日の京都の庭園は、智積院庭園です。
訪れたのは、梅の咲く3月初旬(タイムリーではありませんが、ご勘弁を)。
ここの前に立ち寄った三十三間堂は、
とにかく観光客のてんこ盛り。
外人さんも多いし、修学旅行の中学生もワイワイしていて、
定型的な京都の観光寺院でした。
落ち着いて千手観音群を楽しめる風情などなく、
初めて訪れたというのに、さほど感動もないまま智積院に来ました。
着いたのは、あと少しで閉門という時間帯。
時間も時間なので、訪れる人もなく、
この庭園を独り占め、と思いきや、
自分より一回りくらい年上の男性が後から入ってきました。
男が二人、庭園を眺める。
何か変な感じです。
現在の庭園が作庭されたのは、江戸時代の初期。
智積院再興後、豊臣秀吉が創建した旧祥雲寺の庭園を
当院の第七世・運敞(うんしょう)僧正が改修したといわれています。
座敷から眺める典型的な座観式の池泉庭です。
京都の庭園:智積院_f0049074_6312572.jpg

数多く配された景石とサツキの刈込みが特徴です。
古来より景勝地として有名な中国・廬山を写したとも伝えられていますが、
もとの風景を知らないので、なんとも…。
池泉が揚子江のようです。
京都の庭園:智積院_f0049074_6324388.jpg

揚子江に橋があるのか…。
滝の上に石橋を組む玉潤(ぎょくかん)流の滝組。
京都の庭園:智積院_f0049074_634327.jpg

現存する庭園では、数庭にしかない珍しい意匠です。
脇役なのになぜか気になる、
大書院の縁先に据えられた一文字型手水鉢。
京都の庭園:智積院_f0049074_635645.jpg

水穴が「一」の文字に見えることから、こう呼ばれています。
もう一つの一文字型手水鉢。
京都の庭園:智積院_f0049074_6361423.jpg

講堂の縁先にもありました。
手水鉢だけでも記事になりそうだな…。
大書院前の庭園は、
国の名勝に指定されています。
この庭園であれば、納得。
収蔵庫では長谷川等伯らの障壁画も楽しめます。
今頃でしょうか、サツキの咲く季節に訪れたい庭園です。

探訪日:2007.03.02
by j-garden-hirasato | 2007-05-28 06:36 | 庭園 | Comments(12)
Commented by farfarsideK at 2007-05-28 10:33
素敵な景観を見たい気持ちは、どの観光客にも同じ気持ちとしてあるのでしょうけど、特に京都の極めて歴史的に重要な、風情ある風景はひっそりとした静かな環境の中で見たいものですね。静けさの中に響いてくる音にも大切な意味合いが合ったりする時がありますからね。でも今日の庭園は実に見事ですね。
Commented by youpv at 2007-05-28 12:26
先日、智積院に行ってきました。
特に今年はJR東海のCMに使われていることもあり、
人がすごく多くて落ち着いてみることは出来ませんが
この庭園は非常に好きですね。

サツキが満開になる時期にまた行きたいですね。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-29 04:52
youpvさん、コメントありがとうございます。
今年のJR東海のCMは智積院ですか。
ふだんテレビを見ていないので、
世の中から取り残されています(笑)。
そう言われてみると、
どこかの駅でポスターを見たような気もするけど…。
「人がすごく多くて落ち着いてみることは出来ませんが」
そんなに多くの人が訪れているんですか。
CMの効果って、すごいですね。
自分はちょっとひねくれているので、
CMとかマスコミに取り上げられた直後は、
その場所に近づかないようにしています。
話しは変わりますが、
大書院の一文字型手水鉢の上の屋根のでっぱり、
気になりませんでしたか。
自分、すごく違和感があったんですが。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-29 04:53
farfarsideKさん、コメントありがとうございます。
この智積院庭園も、観光シーズン真っ盛りの頃だったら、
たぶん観光客でいっぱいになっているんでしょうね。
たまたま自分が訪れたのは3月の初旬という、
実に中途半端な時期の、しかも閉門間際という時間帯だったので、
静かな庭園を楽しむことができました。
でも、庭園がもっとも見頃なサツキの満開の時期に、
どんなに人が多くても、訪れてみたいですね。
ちょうど今頃でしょうね。
京都に住んでいれば…(涙)。
こればかりは、今のところ、どうしようもないことですね。
Commented by ninja2005y at 2007-05-29 21:46
>>千手観音群を楽しめる風情などなく、

あ!そーいえば!
わたしね~仏像を撮りたいんですよぉ。
でも殆んどが”撮影禁止”ですもんね。

そーだ、そーだ!
写真を始める以前から、

「仏像を撮る人の気持ちって解かるよ。
だってあれを宗教的と捉えずに、芸術品と見れば
凄い芸術だよね」って

よく家内とはなしてました!


あ!話がズレちゃいました。m(__)m
Commented by mornbell at 2007-05-30 00:12 x
今の時期、霧島ツツジが満開です。霧島は平戸に比べて、時期が遅いですが、色も、平戸のようにピンクとか白じゃなくて、朱の薄い感じで趣が
あります。あのこんもりと小さく剪定された様子から見ると、霧島かなと
思うのですが、どうでしょう。ここは、もともと山の斜面を利用して作った
庭でしょうか。それとも、盛り土?土を盛るには大掛かり過ぎますよね。

池のある風景は心に落ち着きと癒しを与えてくれます。
Commented by bassneco at 2007-05-30 02:45
智積院は庭の美しさ、障壁画の美しさ、お堂の美しさといった、京都の美のエッセンスがうまい具合に散りばめられたお寺だと思います。

いつだったか、もう日も暮れようという夕刻に、金堂から遠く京都タワーを眺めた時の美しい光景が忘れられません。“なるほど、京都タワーって美しい建築だったんだ!”と目が覚めるような思いがしたものです。

ここの庭は、スケールが大きいですね。
この庭がいいなと思うのは、縁側の左端、真ん中、右端と、座る位置によって、まるっきり違う庭みたいに見えるところです。
あと、縁側の下にまで池が入り込んでいて、鯉が建物の下に泳いで入っていくところ。これ、小さな子供はめっぽう喜ぶんですよ。

ここはよほど気持ちがいいのでしょうか、時折横になってすっかり寝てしまっているおじさんの姿を見かけます(笑)。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-30 04:20
ninjaさん、コメントありがとうございます。
「仏像を撮りたい」
三十三間堂では自分もそう思いました。
ここから撮ったらどうだ、
こっちもなかなかいいんじゃないか、
なんて考えながら、お堂の中をウロウロしてました。
仏像が撮影できる寺院ってあるんでしょうか。
鎌倉とか、屋外の大仏なら撮影ができますね。
千手観音群の前で外人さんがスケッチをしていて、
絵心があれば、こういうのもいいなあ、と思いました。
でも、だいたいスケッチをしていると、
人が覗き込んでいくから、
とても自分には、そんな技術も勇気もないですね。
写真はその点、覗かれないからいいかも。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-30 04:20
mornbellさん、コメントありがとうございます。
写真集などを見ると、
ツツジ類はいっせいに咲くのではなく、
咲く時期に若干のズレがあるようなので、
サツキだけじゃなくて、霧島とかも植えられているんでしょうね。
近くに寄って葉っぱを確認したわけではないので、
正確には、何とも言えませんが。
この智積院は、
山の裾野のゆるやかな斜面に立地していますが、
この築山、
写真では分かりにくいんですが、
すごくこんもりとているので、
自然の地形をそのまま利用したのではなく、
池泉を掘った土で盛っているんじゃないでしょうか。
これもあくまで自分の推測で、
はっきりしたことは、何とも言えませんが。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-30 04:20
bassnecoさん、コメントありがとうございます。
障壁画もよかったですね。
今展示されているものは、
明治以降の火事でも焼失せずに残ったもので、
ほんとはもっとたくさんあったんですね。
とても残念です。
この庭園、
bassnecoさんのおっしゃるとおり、
「座る位置によって、まるっきり違う庭みたい」に見えますね。
中国・廬山の景色を写すことによって、
庭園の地割にも変化が生まれたんでしょうね。
また、縁側の下まで池泉が入り込んでいるので、
庭園に広がりがあります。
縁側に座ると、ほんと気持ちがいいですよね。
鯉はいたのかなあ。
記憶にございません。
「すっかり寝てしまっているおじさんの姿を見かけます」
こんな庭園を前に昼寝なんて、贅沢ですね。
こういう精神的に余裕がほしいものです。
今の自分には、とうてい考えられません。
Commented by ninja2005y at 2007-05-30 22:31
>>ここから撮ったらどうだ、
>>こっちもなかなかいいんじゃないか、
>>なんて考えながら、お堂の中をウロウロしてました。

エエっしょ、エエっしょぉ~。
とは言うものの、得意技の35mmレンズが使えないのは必死ですからぁ

ヤッパ、300mmで、攻めたいトコロっすね。(^^)v
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-31 05:47
ninjaさん、コメントありがとうございます。
300mmもいいですねえ。
今のレンズは200mmまでのズームなので、
ちょっと物足りなく感じることがあります。
それと、超広角にすごく興味がありますね。
いろいろなレンズ、欲しいなあ。
あ~、欲望は際限なく広がる…。
でも、懐具合はぜんぜん広がらず…。
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