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日本庭園、レトロな建物、古い町並みなどを巡っています。
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重森三玲の意匠:重森三玲邸庭園

重森三玲庭園美術館の続きです。
先のブログでも書きましたが、
重森三玲邸には、元からあった江戸時代に建てられた建物と
重森三玲自らが建てた二つの茶室があります。
重森三玲の才能は庭園の意匠だけでなく、
建物の細部の意匠にまで及んでいます。
では、重森ワールド・建物編、
はじまり、はじまり!
入口は長屋門。
重森三玲の意匠:重森三玲邸庭園_f0049074_7264160.jpg

独特な雰囲気があります。
何となく赤みを帯びた建物の色、そして地面の赤。
いかにも重森三玲邸らしい。
写真右手に見えているくぐり門から庭園に入ります。
書院の中から。
重森三玲の意匠:重森三玲邸庭園_f0049074_7274092.jpg

天井からぶる下がっているのは、
イサム・ノグチから送られた照明のカバー。
和紙が日本庭園とよく合います。
茶室「無字庵」の室内の意匠。
重森三玲の意匠:重森三玲邸庭園_f0049074_7283234.jpg

襖の大胆な市松模様とその色合い、
重森三玲らしい意匠です。
こんなところも凝っています。
重森三玲の意匠:重森三玲邸庭園_f0049074_7292474.jpg

障子下の木部の意匠。
この部分は、何と呼べばいいんでしょうか。
中庭もあります。
重森三玲の意匠:重森三玲邸庭園_f0049074_7303056.jpg

簾がいいですね。
中庭には近づけませんでしたが、
何やら、また面白そうな設えがあります。
建物をよく見ると、
桟などにも意匠が施され、眺めるだけでも楽しいですね。
最後に石畳の意匠。
重森三玲の意匠:重森三玲邸庭園_f0049074_731407.jpg

重森ワールド、炸裂。
何回でも訪れたい重森三玲庭園美術館です。

探訪日:2006.11.24
by j-garden-hirasato | 2007-05-24 07:33 | 庭園 | Comments(18)
Commented by farfarsideK at 2007-05-24 11:56
日本の伝統の雰囲気を壊す事なく、その中にさりげなく斬新なセンスを不自然ではなくて自然に違和感なく盛り込んでるのが、凄いですね。ココロ落ち着く気持ちを感じながらも、見る楽しさも味わえますね。
Commented by aippp at 2007-05-24 22:08
初めて写真であの襖の模様を見たとき、「ステキだぁ~☆」と思ったのですが、
あの襖のデザインも三玲なのでしょうか。
何かの雑誌で、同じような市松模様の襖の写真を見たことがあって、
結構衝撃だったんですが、それがどこの写真だったのか、、、。
衝撃を受けたくせに思い出せなーい!
アホです。。。
それにしても、お部屋もお庭も、ここは全てがわくわくさせる場所ですね♪♪
Commented by mornbell at 2007-05-25 00:06 x
茶室の襖のデザインが斬新でしたね。市松模様に色も侘び寂びの色とは違うような印象を受けますが、モダンな感じですね。
これは、庭の石の置き方の大胆な力強さにも通じるような気がしますね。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-25 20:40
farfarsideKさん、コメントありがとうございます。
重森三玲のすごいところは、
farfarsideKさんがおっしゃるとおり、
「斬新なセンスを不自然ではなくて自然に違和感なく盛り込んでる」
ことなんです。
庭一つ造ること自体、すごくエネルギーが必要なのに、
数多くの作品を残した重森三玲、
昭和の日本庭園を文化として後世に残した人物です。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-25 20:40
aipppさん、コメントありがとうございます。
市松模様はかの有名な桂離宮にもあるので、
重森三玲のオリジナルというわけではないのですが、
市松模様が木の葉の中に(自分は庭石にも見えますが)
配された模様になっているのが重森三玲なんです。
こんな模様の襖を作ろうなんて、発想できないでしょ。
そこがすごいんです。
この茶室でお抹茶がいただけます。
自分は精神的に余裕がなく、
お抹茶は頂きませんでしたかが、
次回は精神的にも余裕をもって、
この庭園を訪れたいと思います。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-25 20:41
mornbellさん、コメントありがとうございます。
市松模様はすごく斬新なデザインに見えますが、
江戸時代からある模様です。
それをどう生かすか。
重森三玲はそれを見事にやり遂げています。
デザインって時間が経つとすごく古臭さを感じますが、
重森三玲の庭園には、それを感じません。
「モダン」という言葉も、
今は使わない言葉になってしまいましたが、
すごく新鮮で、
日常的には使わなくても、今でも生きている言葉ですね。
重森三玲の意匠には、よくモダンという言葉が使われますが、
納得できました。
Commented by ninja2005y at 2007-05-25 21:14
いまね、j-garden-hirasato さんの写真を見ながら
自分だったら、如何写すのだろうか?
などとタワケタことを考えています。

でも解答が出ず。
結局は、何時もの如く
”わたしのカメラには、大き過ぎてはいりませ~ん。”
という結果でした。

いつ行くか判らないけど
いつか京都にでも行く時の為の
訓練をさせていただきま~す。(^_-)-☆
Commented by musta at 2007-05-26 01:07 x
わー、三玲さんの庭園。そして、素敵な建物と中庭。そして障子のデザイン。生で見てみたいです。内部からの眺めはやっぱりいいですよね。こんな庭があったら最高です。そして、中廊下のすだれがたまりませんね。笑 風水的には門から玄関までは曲線の動線がいいってききました。まさかこれは当てはまっていますね。すごい!いつも写真が綺麗なので、行った気分になります。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-26 07:54
ninjaさん、コメントありがとうございます。
ninjaさんならが「如何写す」んでしょうね。
同じ被写体でも、
撮る人それぞれで撮り方が違って、
ぜんぜん違う写真になるから、
カメラって楽しいですよね。
個性的なninjaさんが撮る重森三玲の庭園、
ぜひ、観てみたいです。
この庭園は、あくまで個人の庭園なので、
寺院とか美術館にある庭園に比べ、
庭園との距離がすごく近いので、
ninjaワールド、期待できます!
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-26 07:54
mustaさん。コメントありがとうございます。
中庭のチラッと見える敷石と石組、
じっくり観たかったんですが、
「これより先はご遠慮ください」で近くまで行けませんでした(涙)。
「風水的には門から玄関までは曲線の動線がいいってききました」
写真ではよく分からないんですが、
門から玄関までは一直線の石畳でした。
四枚目の写真の手前、真っ直ぐなのがそれです。
くねくねの石畳は、
真っ直ぐなのから分かれて、勝手口に続いているものです。
重森三玲が風水を意識していた、
ということは聞いたことがないんですが、
どうだったんでしょうね。
ちょっと興味があります。
Commented by tmyradio at 2007-05-28 23:10
はじめまして、TBさせていただきました。
重森三玲ワールド、私も大好きです☆
私がここを訪れたのは、ちょうど工事中だったので、きれいに整えられた玄関などを見て、また改めて行きたくなりました♪
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-29 04:53
tmyradioさん、コメントありがとうございます。
「私がここを訪れたのは、ちょうど工事中だった」
重森邸にはいつ頃行かれたんですか。
「きれいに整えられた玄関など」ということは、
門をくぐったあたりの設えは、
重森三玲の作品ではないということでしょうか。
お孫さんも庭園に関わるお仕事をされているので、
その方の作品ということも考えられますね。
ちょっと気になります。
これからもよろしくお願いします。
Commented by aippp at 2007-05-30 23:05
そうそう!桂離宮でしたー!
あそこも事前に申し込みが必要なんですよね、確か。
どうやらあたしは、斬新なものに惹かれるようです。
市松模様の襖も、くねくねの石畳も、
型にとらわれない趣向がステキですよね。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-05-31 05:46
aipppさん、コメントありがとうございます。
桂離宮は、確か日が指定されちゃうんじゃなかったかな。
日程に融通が利かないと、ちょっときびしいですね。
「斬新なものに惹かれる」
分かります、その気持ち。
重森三玲の斬新さは、
伝統的な日本庭園という枠の中でありながら、
思いもしないような意匠を生み出したところで、
まさに「型にとらわれない趣向」ですね。
最初に観た時は、
自分のイメージする日本庭園とあまりに違うので、
なんだこれ、だったんですが、
そのうちにだんだんその魅力に引きつけられて…。
人によって、好き嫌いがはっきりしちゃうんでしょうね。
Commented by himenobile at 2007-06-04 23:54
いやはや・・・どれもハッとさせられる写真ばかりですね。
本当に凄い!!
同じ庭の写真をとっても、私ではこうはいきませんわ~~。
当の本人は感動してとってるんですがね(笑)

特に好きなのが、最後から2枚目の写真☆
やばすぎます(笑)
Commented by j-garden-hirasato at 2007-06-05 05:27
himenobileさん、コメントありがとうございます。
この庭園は、写真云々より、
実物はまさに「ハッとさせられ」ます。
吉田神社の西側、京大の南側にあります。
ごく普通の住宅地みたいなところに、
ちょっと異色の長屋門が現れます。
予約が必要ですが、ネットで簡単にできました。
ぜひ、行ってみてくださいね。
そうそう、きっと和服が合いますよ。
Commented by 京都通信社 at 2007-10-02 13:35 x
私たちも重森三玲の庭に魅せられて、1年をかけて写真を撮影し、このたび出版しました。京都の庭だけに限定しています。写真とともに、門人たちが三玲という人とその精神、いきざまをを回顧する座談会、年譜などを掲載しています。私どものホームページからもご注文いただけます。よろしくお願いします。本についてのコメントは、otayori@lyoto-info.comまでお願いします。
なお、この本文中、「無字庵」が「無寺庵」となっています。
Commented by j-garden-hirasato at 2007-10-03 05:25
京都通信社さん、コメントありがとうございます。
写真集の出版ですか。
メディアでも動かれていたんですね。
そういえば、
どこかの雑誌の今月号にも特集が組まれていますね。
重森三玲が注目されるのは非常に喜ばしいことですが、
重森マニアとしては、
こっそり楽しみたい、という気持ちも心のどこかにあり、
ちょっと複雑です。
写真集は購入させていただきます。
「この本文中、「無字庵」が「無寺庵」となっています。」
ちゃんと「無字庵」になっているはずですが…。
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