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日本庭園、レトロな建物、古い町並みなどを巡っています。
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そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山

少し前のことですが、

以前から気になっていたスポット、

『足尾銅山』に行きました。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06200006.jpg

足尾銅山は、

栃木県西部・渡良瀬川の最上流部、

日光市足尾町にあります。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06201789.jpg

慶安元年(1648)には徳川幕府の御用銅山となり、

産出された銅は、

江戸城、芝の増上寺、日光東照宮などの

銅瓦にも用いられました。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06203529.jpg

江戸時代末期にはほぼ廃山同然でしたが、

明治10年(1877)、

古河市兵衛が銅山を買収、経営に着手します。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06210121.jpg

近代的手法による鉱源開発を行い、

明治14年(1881)、明治17年(1884)年に

相次いで直利(富裕な鉱床)を発見することに成功し、

東洋一の生産量を誇る銅山へと成長しました。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06212397.jpg

その一方で、

製錬過程で発生する亜硫酸ガスによる煙害、

採鉱、選鉱、製錬の過程から発生する

重金属を含んだ廃水による下流域の水質汚染や

農地の土壌汚染をもたらしました。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06214383.jpg

田中正造や被害民の運動により、

「足尾鉱毒事件」として広く知られることとなります。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06220376.jpg

その後、

多くの鉱害防除対策が取られましたが、

昭和48年(1973)に閉山。

昭和63年(1988)に製錬所の稼動も停止され、

鉱石による銅生産の歴史に幕を閉じました。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06222132.jpg

平成19年(2007)、

経済産業省の近代化産業遺産に認定。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06223805.jpg

世界遺産登録に向け、

文化庁に提案書が提出され、

シンポジウムも毎年開催されています。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06225577.jpg

今後の動向に注目です。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06231113.jpg

しばらく、

足尾銅山探訪となります。

そぞろ歩き・栃木編:足尾銅山_f0049074_06232725.jpg

探訪日:2015.05.02


by j-garden-hirasato | 2015-07-04 06:28 | 産業遺産 | Comments(22)
Commented by N-styel at 2015-07-04 07:49
おはようございます!( ´ ▽ ` )ノ
足尾銅山のドラマ、すごかったです。確かNHKドラマだったかな…。
私の祖母の実家が栃木県なので、色々お話は耳にしておりました。
実際に歩かれたのですか…それは貴重なお話が伺えそうです‼︎
続きを楽しみにお待ちしております♡✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺
Commented by risaya-827b at 2015-07-04 09:09
おはようございます^^
足尾銅山は撮影会の帰りに寄った事がありますが
この風景は見られなかったです^^;
こうやって拝見していると、やっぱり、凄いドラマがありそう~だ!
今度、じっくりと見に行ってみたいものです。
Commented by saheizi-inokori at 2015-07-04 09:27
銅山も見どころ満載ですが、この沿線もまたいいですね。
富弘美術館は必見です。
Commented by tomiete3 at 2015-07-04 10:01
雨はいかがですか。・・
霊の銅山・・閉山とともに・・寂しい景観となったのですね。
 銅の生成に携わった人へ・・そして周辺への影響・・恐ろしいものですね。
Commented by nageire-fushe at 2015-07-04 14:39
足尾銅山、実家からはわりと近いのです。
親戚も近所にあり子供の頃から親しみのある
場所でした。今は緑が豊かになりましたが
子供の頃は、茶色の山のイメージが残っています。
Commented by voyagers-x at 2015-07-04 14:47
こんにちは!!
何だか当時のまま残ってる感じですね
映画の世界にもでも出てきそうな独特の雰囲気がありますね。
九州は天気がスゴく悪くなっています
まだ台風の影響はないとおもいますけど……
Commented by London Caller at 2015-07-04 19:18 x
>「足尾鉱毒事件」

そうですね。経済と環境は確かに難しい問題ですね。
どうすれば、いいバランスを取りますか?
二つも大切ですから。
Commented by ninja2005y at 2015-07-04 22:41
最後の写真の”全車輌新車”って
いつのころの新車なんでしょうね?(爆)
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:25
Naoさん、コメントありがとうございます。
NHKで足尾銅山のドラマをやっていましたか。
知りませんでした。
足尾銅山は、
以前から気になっていたところでした。
高崎までカミさんを送る用事ができ、
その後、フリーとなったので、
ようやく実現しました。
なかなかディープな場所でした。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:29
risayaさん、コメントありがとうございます。
足尾銅山は、
重い歴史があるので、
軽い気持ちでは巡れませんでしたが、
見所は盛りだくさんでした。
この日だけでは巡りきれんあかったので、
いつか、再探訪したいです。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:32
saheizi-inokoriさん、コメントありがとうございます。
オープンカーみたいな観光列車が走っていて、
みんな気持ちよさそうでした。
次回は、乗ってみたいです。
富弘美術館は、時間がなく、
パスしちゃいました。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:35
tomiete3さん、コメントありがとうございます。
公害という暗い歴史が付きまとう場所ですが、
その公害への対策が、
技術の発展に結びついているようです。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:40
nageire-fusheさん、コメントありがとうございます。
「茶色の山のイメージ」
自分の訪れたときは緑の時期で、
淡い緑色の山がキレイでしたが、
部分的には、
山の地肌が露出しているところもありました。
植樹も行われているようですが、
なかなか自然の山には戻らないものですね。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:46
voyagers-xさん、コメントありがとうございます。
銅山が中心の町だったので、
その銅山が閉山してしまうと、
火が消えたようになってしまいます。
今は観光を主に復興しようと試みているようです。
がんばってほしいですねえ。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:51
London Callerさん、コメントありがとうございます。
水俣病が起きた高度成長期より、
はるか昔に起きた公害事件です。
当時は、
国家的な問題として取り上げられたようです。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-05 07:56
ninjaさん、コメントありがとうございます。
「フロァーチェーンジ」ってのは、
クラッチがコラム式ではないということですよね。
それが出始めたころ?
んーん、いつだろう。
昭和40年代?
Commented by yaguchitenga at 2015-07-05 08:49
経済の発展の裏には、こんな悲劇も
あったんですね。いつの世も
公害問題が、ついてまわります
熊本の水俣病やカネミ油事件などもあり
まだ、解決してないです
カネミ油の為に顔中が紅くなってる子供を
小学生の時に見ましたけど、かわいそうでした
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-06 05:30
yaguchitengaさん、コメントありがとうございます。
経済発展の陰に公害あり、
高度成長期のはるか以前、
明治時代にはすでに公害が発生していました。
緑化は行われていましたが、
地肌が露出した山肌がまだまだ多く、
痛々しかったです。
Commented by YuccaR at 2015-07-06 11:44
足尾銅山と言えば、厳しい歴史の一コマとして記憶されていますが、現地に足を運ぶと、こんなに遺跡のような味わいがあるのですね。
時の経過と、産業が停止した後の自然の力は凄いのですね。
説明でよく足尾銅山が理解できます。シリーズを楽しみにしています。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-07 04:58
YuccaRさん、コメントありがとうございます。
「遺跡のような味わい」
おお、いい表現ですね。
廃墟というと、
ただ暗くてやるせない雰囲気ですが、
そういうのともちょっと違う、
何ともいえない雰囲気がありました。
施設によっては廃墟化しているものもありますが、
そこにはまだ、
人の生活があるからでしょうか。
Commented by kikouchi at 2015-07-07 22:40 x
2コマ目の、教会のような感じの赤煉瓦造りの打ち捨てられた建物が、とても気になります。
教会なのか、別荘なのか、邸宅なのか。なぜ、こんな姿で捨てられているのだろう。
それ以外の町並みも、この町の歴史を教えてくれる重要な資料かもしれません。
しかし、赤煉瓦の建物は私の中の何かのスイッチを入れたようです。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-08 06:00
kikouchiさん、コメントありがとうございます。
「2コマ目の…」
追々紹介していきたいと思います。
銅山自体、すでに閉山されているので、
こういう廃墟になっている施設も多くありますが、
今も、施設を転用して、
内容は分かりませんが、
運営しているものもあります。
実に、不思議な町でした。
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