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建物探訪:上野公園編1/日本芸術院会館・東京文化会館
以前に行った東京そぞろ歩きの続きです。
上野公園には、
レトロな建物や有名建築家の建物が多く建てられています。
上野公園といえば、西郷隆盛の銅像。

上野公園には初めて行きましたが、
意外と地味な場所に立っていました。
では、建築探訪です。

1.日本芸術院会館
昭和33年(1958)の建設。

日本芸術院とは、文化庁の特別機関で、
芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関。
日本芸術院賞や恩賜賞の授賞を行っている機関です。
建物の設計は、吉田五十八(1894-1974)。
昭和期に活躍した建築家です。
主な作品:歌舞伎座、五島美術館、成田山新勝寺本堂、日本万国博覧会松下館など

2.東京文化会館
昭和36年(1961)の開館。

東京都交響楽団の本拠地のホールです。
建物の設計は、前川國男(1905-1986)。
昭和期に活躍した建築家です。

ル・コルビュジェに学び、
モダニズム建築の旗手として、
第二次世界大戦後の日本建築界をリードしました。
主な作品:国際文化会館、岡山県庁、京都会館、国立国会図書館、
紀伊國屋書店新宿店、日本万国博覧会鉄鋼館・自動車館、東京海上ビルディング、
東京都美術館、山梨県立美術館、国立国会図書館新館など

コンクリートの塊、という印象。
重厚感のある骨太のデザインです。

昭和36年(1961)に日本建築学会賞作品賞を受賞しました。
前述の日本芸術院会館もそうですが、
日本におけるDOCOMOMO100選にも選定されています。

DOCOMOMOとは、
昭和63年(1988)に設立された
近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織のことです。

探訪日:2008.11.22
by j-garden-hirasato | 2009-02-25 05:31 | レトロな建物 | Trackback | Comments(21)
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Commented by shinmemo0417 at 2009-02-25 10:26
いやー前川国男さんです、通称「ゴリラ」であります、庭園さん
コルビジェの弟子は前川・坂倉・吉坂ですが、やはりダントツに前川さんでしょう。この上野、美術館よりこちらの方が世界遺産と言いたくなるぐらいのいい建築です。置屋から美校に通った吉田五十八の粋も、この先でないでしょうね......
Commented by farfarsideK at 2009-02-25 10:51
素敵な所ですよね。建築美を楽しむのもよし、公園でノンビリと過ごすもよし。斬新な建築物ですが、不思議と緑の多い環境に自然に溶け込んでいますよね。
Commented by ninja2005y at 2009-02-25 22:27
先日、とある筋の方から
日本大学のカザルスホールが閉館になると聞きました。
http://www.nu-casalshall.com/

ここにはユルゲン・アーレントという20世紀最高のオルガンビルダーが作ったオルガンが設置してあります。

わたしもよくはしりませんが、このアーレントの手によるオルガンというのはそれは素晴らしい音がでるらしく、うわさではオルガンだけ移設されるだろうといわれてますが、それでもこうして今尚残されている
東京文化会館とかを考えると、それだけ値打ちのあるオルガンなんだから、どうにかしてこのカザルスホール自体も残して欲しくおもいます。

ちなみに、このアーレントの元には
ものすごい数のオルガンが注文されてるらしいのですが
彼自身高齢なので、全部は造れないらしいです。
Commented by Shikokuboy at 2009-02-26 19:24 x
建物もこうしてじっくり撮ると、いいですね。
人名とかは全然わかりません。
よいものです。
Commented by kikouchi at 2009-02-26 22:05 x
はじめまして
京都の庭園の端正な姿に魅せられて、以前から拝見しておりました。
ツルッとした質感のコンクリートの仕上がりのみごとさに、日本人の手仕事の細かさが反映しているようにも感じられます。
Commented by musta96 at 2009-02-27 01:25
この組織、知っています!!これを参考に近代建築を見に行ったりしていますよ。笑 あ、西郷どんですね。じつは、違った顔だったんじゃないかって噂も聞いたことがあります。でも、このふっくらした顔立ちは、僕は大好きです。吉田五十八氏も尊敬する建築家です。好きな庭園付きの住宅があってよく見に行っています。昔の方々は、本当にプロフェッショナルですね。いつもすごいなって思います。情報も好きない時代なのに。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-27 06:13
shinmemo0417さん、コメントありがとうございます。
上野公園に博物館や美術館が多くあることは知っていましたが、
貴重な建物群だったことを初めて知りました。
公園自体も活気があったし、
楽しい空間です。
今回は早朝の開館時間前だったので、
今度は、開館時間に行ってみたいです。
丸々一日、楽しめそうです。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-27 06:20
farfarsideKさん、コメントありがとうございます。
上野公園は、丘がそっくり公園になっていて、
植えられた木も大きくて、
ほんと森の中に建物が建っているようなイメージです。
公園には動物園もあるし、
大人から子どもまで、幅広い人が楽しめる空間です。
今度、ディズニーランドの帰りにでもどうですか。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-27 06:31
ninjaさん、コメントありがとうございます。
オルガンビルダーですか。
言葉としては初めて聞きました。
年間、どれくらいの数のオルガンを作るんでしょうか。
楽器としては、規模が大きいので、
そんなには作れないんでしょうね。
日本大学のカザルスホールは、
どうして閉館されちゃうんでしょうね。
再開発計画とありましたが、
そんなに貴重なパイプオルガンがあるなら、
ホール自体を残す計画でもいいんじゃないかなあ。
再開発という名目で、
素敵なものがどんどん破壊されてしまうのは、
悲しいことです。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-27 06:35
Shikokuboyさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
建物もなかなかいい被写体なんです。
最近、気がつきました。
特に、レトロな建物は楽しいですね。
マイ・ブームです。
建築家は、自分も専門外なので全然分かりません。
今回調べて、初めて知った人が多いです。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-27 06:42
kikouchiさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
コンクリートで曲線を描いたり、
表面に小石を貼ったり、
コンクリートの可能性を追及した作品なのではないでしょうか。
なぜか親しみを感じるから不思議です。
最近、庭園ネタが少なく、
少々反省しております。
これからも、よろしくお願いします。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-27 06:49
musta96さん、コメントありがとうございます。
「DOCOMOMO」は今回調べて、
初めて知りました。
土木分野も建築分野も、
過去のいいものは残していこうという姿勢があって、
すごくいいことだと思います。
もう、スクラップ&ビルドだけの時代ではないと思います。
ただ、耐久年数もあるので、
そういうのをどうクリアしていくかですね。
技術の進歩にも期待です。
Commented by ninja2005y at 2009-02-27 22:10
>>オルガンビルダーですか。
言葉としては初めて聞きました。

面白いでしょ?
オルガンは、見ての通りホールやその建築物に
くっついており、オルガン内部というのは
外側以上にパイプがひしめき合っています。

つまり、楽器というよりも建造物?????といったほうが
近いかもしれません。

ゆえに、オルガンに関しては”ビルダー”となり
そうですね~例の栄光教会の大オルガンで
建造するのに3ヶ月、そして調律に1ヶ月だったと記憶しています。

全ての部品はフランスから長い方のコンテナにぎっしり3杯
船便で6ヶ月かかって神戸にやってきたらしいです。

費用はアレ1台で1億円←1円置くのじゃあないです。←古っ!

↓へ

Commented by ninja2005y at 2009-02-27 22:10
↑から

>>そんなに貴重なパイプオルガンがあるなら、
ホール自体を残す計画でもいいんじゃないかなあ。

維持費とか、少子化の問題かもしれません。
だって、ピアノ弾ける子はいっぱいいますが
オルガンを弾ける子って、そんなにいないですもん。

そういった事を踏まえると
オルガンの値打ちが解らない大学(事務局)が
一番に切っていくかもしれないですね。

大阪に古くからある”センチュリー交響楽団”への府からの寄付も
打ち切られたようですしね。

あれ?センチュリーだったかな?
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-28 04:35
ninjaさん、コメントありがとうございます。
パイプオルガンを作るって、
大変なことなんですね。
楽器というより、まさに建物の一部ですね。
時間もお金も掛かる訳です。
「府からの寄付も打ち切られた…」
大阪府も財政的に大変なようですが、
苦しいときこそ、
文化活動など市民の心を元気にするへの寄付が
大切じゃないんでしょうか。
ただ苦しいから全てを切り詰める、
それでは身も心も荒んでしまうと思うのですが、
考えが甘いですかねえ。
Commented by Mozuku_18 at 2009-02-28 20:15
東京には、近代のスゴい建築がいっぱいなんですね。
上野の西郷さんしか分からないや(笑)

Commented by j-garden-hirasato at 2009-03-01 18:43
Mozukuさん、コメントありがとうございます。
自分も西郷さんだけだったんですよ。
でも、実際に行くと、
面白い被写体がいっぱいあったんです。
お堅い建物群ですが、
それだけじゃないんです。
大人になってしまうと、
なかなか展示まで見ようという気になりませんが、
上野のは見たいと思いました。
Commented by takagariyama at 2009-03-02 12:36
東京文化会館、大ホールのデザインもちょっと変わっていて、いい味があります。音響もなかなか!!
都響だけでなくて、いろいろとコンサートがありますので行かれてみてください!(上野のホールは他に奏楽堂が建築として興味深いでしょうか)


パイプオルガンについて・・・
この楽器はまさに音響的にも視覚的にも建築(教会やホール)と一体となって初めて完成する楽器です!楽器の王様だと思います。
話題のカザルスホールのオルガンは、ホール完成後もエージングされるまでしばらくは設置されず、満を持して設置されたという名器です。
10年前に聴いて以来ですが、広すぎないホールを満たす荘厳な響きは素晴らしいものでした・・・不景気のご時世、維持費のかかるホールの廃止はいたしかたないのでしょうね。
(カザルスホールは元は主婦の友社が創立→経営難で日本大学に譲渡→今回の閉鎖決定)
Commented by j-garden-hirasato at 2009-03-03 06:08
takagariyamaさん、コメントありがとうございます。
「楽器の王様…」
パイプオルガンは残念ながら、
直に見たことも聞いたこともありません。
なかなか機会もありませんね。
音色を聞くと、デスラー総統の姿が浮かびます(笑)。
東京駅前の郵便局の再開発問題も
ニュースで取り上げられていますが、
なんか目先のことに囚われていて、
芸術とか文化とかが、
ナイガシロにされているみたいで悲しくなります。
カザルスホールの閉鎖の件もそうですが、
何とかならないものでしょうか。
Commented by hime_religioso at 2009-03-10 22:44
あ~~!!
やっぱりでした!!
この東京文化会館を見たとき、京都会館??って錯覚したんですよ。
スッゴクすっきりしました☆
前川國男という方の設計なんですね~。
覚えておかなきゃ!笑
Commented by j-garden-hirasato at 2009-03-12 05:16
hime_religiosoさん、コメントありがとうございます。
京都会館って平安神宮の近くにあるんですよね。
一度研修で行ったことがありますが、
当時は建物にあまり興味がなかったので、
肝心の建物の姿が浮かびません。
東京文化会館と似てるんですか。
建築家の作風なんでしょうね。
今度京都に行く機会があったら、
よく見てみます。
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